ワンランク上を目指して勉強する [試験勉強]
人間には本当の限界の他に、心理的限界というものがあります。本当の限界よりも低いところで心理的に限界だと脳が勝手に判断してブレーキをかけてしまう現象です。火事場の馬鹿力の話は有名ですよね。火事のときには非常事態なので心理的ブレーキが外れてしまうわけです。
実は、受験においても心理的ブレーキは重要な要素です。合否に関わることも少なくありません。
例えば、ある大学に合格することを目指して受験勉強を行っているとします。何回も模擬試験を受けて合格圏に入るようになってくると、少しずつ力を抜く人がいます。勉強がたいへんで意図的にそうする人もいますが、むしろ問題なのは自分でも気が付かないうちに力を抜いているケースです。
そのようなケースでは余裕をもって合格できるレベルには到達できず、不合格になることもよく起こります。
これを避けるためには、はじめからワンランク上の目標を設定して、それをクリアできるように必死になる事がポイントです。そうすることで、本来の目標は意外なほどあっさりとクリアしてしまうことが多いです。要するに、ゴールを少し先に設定するということです。
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