記憶のこつ - 「線でつないで覚える」 [試験勉強]
1つの知識を覚えたら、頭の中に点を1つ描いたものとイメージしてみてください。知識としては何でいいです。英単語でもよいし、数学の公式でもよいし、法律の知識でも何でも構いません。
たとえば、英単語のスペルと和訳が書いてあるリストを機械的に覚えたとしましょう。このとき、英単語の数だけ頭の中に点が描かれた状態です。
でも、この状態のままでは覚えた知識を活用することはできないし、ほとんどの試験問題にも対応できないでしょう。
その原因は、知識と知識の関係が理解されていない事にあります。つまり、頭の中の点と点を線で結ぶ、という作業が必要なのです。
線としては、様々な関係が考えられます。
☆ 同じ意味の関係
☆ 反対、対立する関係
☆ 原因と結果の関係
☆ 時間的に前後の関係
☆ 位置的な関係
☆ 元と派生の関係
☆ 類似(似て非なるもの)の関係
まだまだあるでしょう。
知識を記憶するときは、こうした線の部分をしっかり意識して覚えることにより、はじめて応用力がつくのです。
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